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このサイトの目的

広島上空で爆発した原爆による放射性降下物と「黒い雨」の実態検証に関する国際共同実験(相互研究)に向けて、国内外の研究者にモデル計算のための初期値と検証のためのデータベースを提供することを主要な目的とするサイトです。

英語での情報発信が中心です。詳細は英語ページをご覧ください。

 

出版物

Revisit The Hiroshima A-bomb with a Database Volume2 ―日本語要約版―

編集・発行:広島市
2013年3月

日本語要約版(PDFファイル)

日本語要約版の冊子をご要望の方は広島市健康福祉局原爆被害対策部調査課までご連絡ください。




昭和20年(1945年)8月6日、一発の原子爆弾により広島の街は廃きょと化し、多くの尊い命が奪われました。

この原爆被害の実相を明らかにし、未曾有みぞうの大惨禍の全容を後世に伝えていくことは、核兵器廃絶を願う被爆地広島の使命となっています。

本市では、この原爆被害の実相の解明のために、平成22年(2010年)から、広島原爆による放射性降下物などの実態を解明することを目的として、地球化学、放射線物理学、原子力工学などの様々な分野の専門家で構成する「広島原爆による放射性降下物等実態検証に係る関係者協議会(Hiroshima Study Group on Re-construction of Local Fallout from A-bomb in 1945(HiSoF))」を設け、最新の研究結果やデータの収集に取り組んできました。

本書は、平成23年(2011年)7月に発行した論文集「Revisit The Hiroshima A-bomb with a Database -Latest Scientific View on Local Fallout and Black Rain-」の第2巻として、新たな研究結果やデータをまとめたものです。

(松井一實・広島市長の序文より)

 


Revisit The Hiroshima A-bomb with a Database: Latest Scientific View on Local Fallout and Black Rain ―日本語要約版―

編集・発行:広島市
2011年7月

抜粋(PDFファイル)

日本語要約版をご要望の方は広島市健康福祉局原爆被害対策部調査課までご連絡ください。




原子爆弾投下直後に降った黒い雨などの放射性降下物については、これまでも様々な研究が行われてきましたが、未だにその実態は、十分に解明されていません。

このため、本市では、平成22年(2010年)から、広島原爆による放射性降下物等の実態を解明することを目的として、地球化学、放射線物理学、原子力工学などの様々な分野の専門家で構成された「広島原爆による放射性降下物等実態検証に係る関係者協議会(Hiroshima Study Group on Re-construction of Local Fallout from A-bomb in 1945(HiSoF))」を設置し、黒い雨をはじめとする放射性降下物等についての研究や最新の知見の収集に取り組んできました。

この度は、原爆被害のさらなる実態解明のために、国内外の研究者が広島原爆による放射性降下物等についての国際的な研究を進めていくことができるよう、これまでの研究結果や収集した知見を、今後の国際的な研究の基礎となる初期条件や検証データとして、本書にまとめました。

(松井一實・広島市長の序文より)



関連資料

広島「黒い雨」放射能研究会・中間報告書『広島原爆“黒い雨”にともなう放射性降下物に関する研究の現状』(PDFファイル)


HiSoFについて

Hiroshima Study Group on Re-construction of Local Fallout from A-bomb in 1945(HiSoF)
広島原爆による放射性降下物等実態検証に係る関係者協議会

HiSoFメンバー(アルファベット順)

氏名(日英) 専門 所属
青山道夫 AOYAMA, Michio 地球化学・環境放射能 福島大学環境放射能研究所
馬場雅志 BABA, Masashi コンピュータグラフィックス 広島市立大学大学院情報科学研究科
千葉 長 CHIBA, Masaru 気象学 元気象研究所環境・応用気象研究部
遠藤 暁 ENDO, Satoru 量子エネルギー工学 広島大学大学院工学研究院
星 正治 HOSHI, Masaharu 放射線生物・物理学 広島大学名誉教授
今中哲二 IMANAKA, Tetsuji 原子力工学 京都大学原子炉実験所
川野徳幸 KAWANO, Noriyuki 原爆・被ばく研究 広島大学平和科学研究センター
小泉俊雄 KOIZUMI, Toshio 測量学 千葉工業大学工学部
工藤洋三 KUDO, Yozo 土木工学 元徳山工業高等専門学校土木建築工学科
大瀧 慈 OHTAKI, Megu 統計学 広島大学名誉教授
坂口 綾 SAKAGUCHI, Aya 核地球化学・環境放射能 筑波大学数理物質系


お知らせ

2016-12-15
 HiSoFメンバーについて

メンバーの所属等を更新しました。


2015-06-01
 HiSoFメンバーについて

メンバーの所属等を更新しました。


2013-3-22
 「Revisit The Hiroshima A-bomb with a Database Volume2」の発行について

この度、平成23年(2011年)7月に発行した論文集「Revisit The Hiroshima A-bomb with a Database -Latest Scientific View on Local Fallout and Black Rain-」の第2巻として、新たな研究結果やデータをまとめた「Revisit The Hiroshima A-bomb with a Database Volume2」を発行しました。
この論文集の概要については、Publicationsを、掲載している各論文等については、Databasesを御覧ください。

 


2012-12-26
 HiSoFにおける検討の状況及び今後の予定について

  • 広島原爆による放射性降下物実態検証に係る関係者協議会(HiSoF)では、ホームページ上で情報提供を募るなど、国際共同実験方式による気象シミュレーションの実施に不可欠な原爆投下当時の気象データの収集に努めてきました。(これまでに収集した気象データについては、本サイトのDatabasesに掲載しています。)

  • しかし、現時点で、この気象データが十分に整っていないことから、本年(2012年)10月に開催した会議において、来年度(2013年度)に国際共同実験方式による気象シミュレーションを実施することは難しいという結論に至りました。

  • また、この会議では、原爆被害の実態解明に向けて、引き続き、科学的知見やデータの収集に努めていくこととしています。

  • なお、HiSoFで収集した新たな研究結果、データ等については、書籍にまとめ、平成25年(2013年)3月末までに、平成23年(2011年)7月に発行した論文集の追加版として発行する予定です。


2012-05-29
 広島原爆投下当時の高層気象データの提供について(依頼)

広島原爆による放射性降下物実態検証に係る関係者協議会(HiSoF)は、原爆投下直後に降った黒い雨などの広島原爆による放射性降下物の実態解明を目的として、放射性降下物等の降下範囲、放射線量等を科学的に検証するための気象シミュレーションの実施に向けた取り組みを進めています。

これまで、本協議会では、気象シミュレーションの基礎データとなる、広島原爆による熱や水の生成量、放射能分布等の研究成果や最新の知見の収集を行ってきましたが、戦時中の気象記録の不足により、黒い雨の降雨範囲を検証するために必要不可欠な当時の風向、風速等の気象データが十分に整っていない状況にあります。

つきましては、本協議会の活動にご理解をいただき、気象シミュレーションの実施に必要不可欠な広島原爆投下当時の気象データの収集にご協力をお願いいたします。

本協議会が必要としている気象データの範囲は、次のとおりです。これらのデータについて情報をお持ちの方は、下記のお問い合わせ先へご連絡いただきますようお願いいたします。

必要な高層気象データの範囲

1 地域(日本、中国北東部、朝鮮半島、台湾、ロシア極東部および太平洋)
 ・緯度 北緯25度〜北緯40度
 ・経度 東経110度〜東経140度
 ・高度 地表面〜18,000m
2 期間
 昭和20年(1945年)7月20日〜8月15日
3 数値
 風向、風速、気温および湿度

【お問い合わせ先】
広島市健康福祉局原爆被害対策部調査課
〒730-8586 広島市中区国泰寺町1-6-34
Tel:082-504-2191
Fax:082-504-2257


2012-02-08
 HiSoFのこれまでの取組みの総括及び今後の取組みについて

広島原爆による放射性降下物等実態検証に係る関係者協議会(HiSoF)では、広島原爆による放射性降下物等の実態検証に関する国際共同実験(相互研究)の実施に向けて、平成23年(2011年)10月に、これまでの取組みの総括を行い、メンバーの間で次のとおり合意をしました。

1 これまでの取組みについて

原爆投下日の風に関するデータを除き、国際共同実験の実施に必要なデータ(放射性物質の分布、きのこ雲の発達状況、火災の状況、降雨域等)は、基本的に揃っている。

2 今後の取組みについて(予定)

  • 平成24年度(2012年度)の1年間で、国内外の専門家に協力を求め、原爆投下日のより詳細な風向、風力等の気象データの収集を行う。また、他の分野においても、引き続き、幅広く情報収集を行う。
  • 収集した新たなデータ等については、平成24年度(2012年度)中に論文集の追加版として書籍にまとめる。
  • 今後、取組みの進捗状況を見ながら、平成25年度(2013年度)中の国際共同実験の実施が可能かどうかを判断する。
お問い合わせ

広島市健康福祉局原爆被害対策部調査課

〒730-8586 広島市中区国泰寺町1-6-34
Tel : 082-504-2191
Fax : 082-504-2257

 

Record of update
サイト開設:2010-11-25
更新:2016-12-15

 

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